令和5年17・18週
～感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、インフルエンザ～

令和5年 第17・18週(4月24日～5月7日)

【第17 週】調査期間：4 月24 日～4 月30 日
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点90，小児科定点53です。（インフルエンザ定点 1 減）
・第 17週の定点把握対象疾患の総報告数は 822人で，前週より 124人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【手足口病（開始 5.0，終息 2.0)】：徳之島(5.67)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

【第18 週】調査期間：5 月1 日～5 月7 日
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点90，小児科定点53です。（インフルエンザ定点１減）
・第 18週の定点把握対象疾患の総報告数は 656人で，前週より 166人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）感染性胃腸炎
　第 18 週の感染性胃腸炎の報告数は 238 人で，前週より 120 人少なく，定点当たりの報告数は 4.49 であった。
　年齢別では，１歳(41 人)，3 歳(33 人)，2 歳(29 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（9.46)，姶良保健所（7.71)，鹿屋保健所（5.60)の順に多い。

（2）RS ウイルス感染症
　第 18 週のＲＳウイルス感染症の報告数は 131 人で，前週より 3 人少なく，定点当たりの報告数は 2.47 であった。
　年齢別では，1歳(42 人)，3 歳(24 人)，6～11ヶ月(23 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，大口保健所（7.00)，鹿児島市保健所（6.15)，鹿屋保健所（2.80)の順に多い。

（3）インフルエンザ
　第 18 週のインフルエンザの報告数は 143 人で，前週より 27人少なく，定点当たりの報告数は 1.59 であった。
　年齢別では，6歳，10～14 歳（それぞれ 20 人），8 歳（14 人），7 歳（13 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（9.88)，姶良保健所（2.55)，鹿児島市保健所（1.05)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年5月12日更新)