2023年05月26日
令和5年 第20週(5月15日~5月21日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点91,小児科定点53です。
・第 20週の定点把握対象疾患の総報告数は 1231人で,前週より 266人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:西之表(3.00)
【水 痘(開始 2.0,終息 1.0)】:指宿(7.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値 10.0)】:鹿屋(11.13)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第 20 週の感染性胃腸炎の報告数は 360人で,前週より 8人少なく,定点当たりの報告数は 6.79 であった。
年齢別では,3 歳(51 人),4 歳(48 人),5 歳(39 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(15.69),姶良保健所(7.57),鹿屋保健所(7.00)の順に多い。
(2)RS ウイルス感染症
第 20 週のRSウイルス感染症の報告数は 160 人で,前週より 46 人多く,定点当たりの報告数は 3.02 であった。
年齢別では,1歳(65 人),2 歳(34 人),6~11 ヶ月(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.00),大口保健所,姶良保健所(それぞれ 5.00),伊集院保健所(4.33)の順に多い。
(3)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第 20 週の COVID-19 の報告数は 240 人で,前週より 92 人多く,定点当たりの報告数は 2.64 であった。
年齢別では,10~14 歳(42 人),30~39 歳,40~49 歳(それぞれ 26人),50~59 歳,60~69 歳(それぞれ 20人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(6.20),西之表保健所(5.50),出水保健所(4.00)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年5月26日更新)